中学生定期テスト勉強法講座⑤「アウトプット力を鍛えなさい!」

塾長ぱせりの中学生定期テスト勉強法講座にお越しくださいまして、ありがとうございます。

講師の塾長ぱせり(@JukuchoPaseri)でございます。

現役塾講師のぼくがみんなの悩みを爆速で解決に導きます!任せなさい!

講座は全10回を予定しています。

こんな人にオススメ

定期テストで点数を上げたい

家で集中して勉強できない

勉強のやり方が分からない

この講座の内容に全力で取り組めば、点数は必ず向上します!

第3回でインプットを、第4回で反復トレーニングを勉強しました。

今回は第5回「アウトプット力を鍛えなさい!」です

アウトプットの重要性については最近多くの書籍が出ていることでもわかります。

インプットや反復練習はこのアウトプットのためにあるのです

最重要ポイントといっても過言ではないアウトプット!今回は長くなりそうだぜ!

アウトプットとは?

アウトプットとは出力のことで、入力という意味のインプットと対で使われる言葉です

成長はアウトプットの量で決まるとまで言われています

インプットして脳に入れた情報

反復トレーニングで脳に定着させた情報を

アウトプットで外に出します!

どんな形で外に出すかというと

定期テストの解答として出します!

今回はそのアウトプットのトレーニング

テストの問題に合わせて、脳にある情報を形を変えて出力します

さあ!やってみましょう!

最強勉強法 MMMを使ってアウトプットしよう!

MMMとは

M(マイ)

M(間違い)

M(問題集)

の略です!

「なんじゃそのだっさい名前は!」

するどい!

だってこの名前、ダサすぎて塾の生徒たちにいまだに浸透してないもん

でも名前のダサさとは裏腹に、効果は抜群です!

それでは早速説明していきますね!全教科で使える勉強法です!

時間がかかる方法でもあるので、毎日しなくても大丈夫です!

週末にまとめてやってもOK!

MMMの手順を説明

MMMの手順を説明していきます

用意するもの

各教科の問題集

ルーズリーフ

ルーズリーフのバインダー

こちらを用意してください

では手順です

  • 手順1
    問題集を解く
    学校で配られた問題集でも、市販の問題集でも、プリントや教科書でも何でも構いません。

    詳しい解答がついているものが好ましいです!解く!

  • 手順2
    マル付けをする
    マル付けをしましょう!
  • 手順3
    間違った問題の解説を読む
    ここが最大のポイント!

    「もう一度その問題が出てきたら解ける!」って思えるぐらいまでしっかり読む!

  • 手順4
    間違った問題をルーズリーフに写す
    自分が間違った問題を写したノート、それがMMM!

    図や写真やグラフなどがある問題は印刷して貼ってもOK!

    解答は隣のページに書く!解き方やポイントは解答の横に( ..)φメモメモ

  • 手順5
    写した問題を解く
    MMMを解いてください!それがあなたの苦手な問題!

    テスト直前はそればっかやってください!

これが基本的なMMMの全手順です

もし解答解説を読んでもよく分からなかった人はインプットに戻ってその部分だけやり直してください!

全教科対応ってゆうたけど、現代文は違う気がしてます

あと、生物なんかも絵が多くて時間ない人はきついかも

時間ない人用の簡易MMMは下で紹介します!

それ以外の教科は使えるかな?

超オススメです!

勉強時間が確保できない人のための時短MMM

部活や習い事で疲れすぎて完全版MMMはきついっスという人は時短MMMで一度チャレンジしてみてください!

  • 手順1
    問題集を解く
    ここまでは一緒!ただし書き込み式の問題集はNGです

    書き込まずにノートとかルーズリーフにやってください!

  • 手順2
    マル付けをする
    マル付けをしましょう!

    問題集を開いて、間違った問題の問題番号にだけえんぴつで印をしてください!

  • 手順3
    間違った問題の解説を読む
    ここは相変わらず最大のポイント!

    「もう一度その問題が出てきたら解ける!」って思えるぐらいまでしっかり読む!

  • 手順4
    印がついている問題を解く
    もう一度間違ったらさらにマーカーで印しちゃいましょう! 

問題文を写す部分が無くなっていますね!

これでだいぶ時短になると思います。効果は若干薄れますが・・・

初心者はこれでもいいかも!楽やしね!

ただ、どれだけ部活があろうとも夏休み、冬休み、春休みには完全版MMMを作るべき!その理由は下に書きます

なぜMMMは点数UPに役立つのか?

MMMの手順を紹介しましたがどうでしたか?できそう?

最初のうちは間違う問題が多くて時間がかかってしまうかもしれないですね

今まで勉強してこなかった人にとって、こういう作業系の時間は苦痛やんね

でも時短Verでもいいから必ずやろう!全力でやった人から点数が上がります!

またウチの塾の話で申し訳ないけど

MMMを使ってから偏差値が20ほど上がった子や、定期テストで90点上がった子もいます!

じゃあなんで点数一気に上がったのか

ぼくなりに理由を考えてみました

解答と問題文がセットで覚えられる

MMMでは問題を解く作業がメインですが、問題を写す作業も同時に行います

今まで問題を読むことはあっても、問題を書き写すことはしていなかったと思います

ただ書き写すだけじゃなく、詳しい解説を読んだあとに書き写すので、

自分の苦手な問題パターンとその解答解説が一気に身につくのです

無駄な時間を省ける

MMMは時間をかけて作成するので、時間がもったいないと思う人もいるかもしれません

でも、定期テスト直前にその間違いに気づくでしょう

よくいるタイプが、毎回問題集の一番はじめからスタートしてもう正解できる問題を何度もやってしまう人

これが諸悪の根源になっていて、苦手な問題で使いたいカロリーをむだ遣いしちゃってるわけです

MMMなら、出来る問題と出来ない問題に分けて、出来ない問題に時間とカロリーを使うことができます

受験勉強に役立つ

実はこれが一番のポイント!MMMは苦手が「見える化」できている!

受験勉強をスタートさせてから、自分の苦手な問題を見つける作業はめっちゃ大変

MMMを定期テストごとにしっかり作りこんでいれば、3年になってからが本当に楽

3年生になっても学校の授業は進むわけで、しかも高レベルになってくるわけで。

受験勉強と学校の勉強を平行してやるときに、どれだけ楽かがわかってきます!

受験勉強で何をしたらいいか分からない人はMMMの作成から始めてみては

以上、MMMが優秀な理由でした

MMM作り始めましょう!

でもやっぱり人によって合う合わないはあるので、このやり方を基準に自分なりにマイナーチェンジしてってください!

おすすめの市販問題集

何をすればいいか分からない人向けに、ウチの塾で使ってるおすすめがあるので貼っておきます

英語

基本は学校で配られる問題集でいいと思います。

学校の問題集では物足りない人はコチラのシリーズを使いましょう

自分が使っている教科書に合わせて購入してください

中間・期末の攻略本 東京書籍版 NEW HORIZON 英語1年

国語

国語は学校で問題集が配られないので、教科書準拠の問題集を買うべきです!

現代文には時短MMMを、文法の問題には完全版MMMを使いましょう!

教科書トレーニング光村図書国語1年

くもんの中学基礎がため100%中学国語 文法編

数学

数学は教科書(練習問題、まとめの問題、章末問題)と学校で配られるプリント問題集で十分です!

MMMで苦手をなくしながら進めましょう

社会

社会は学校で問題集が配られていればそれをやりましょう

配られていない場合は以下がおすすめです

くわしい問題集地理 中学1・2年 新装版

理科

理科は学校で問題集が配られていると思います

それを徹底的にマスターしましょう!

配られていない場合はコチラ

くわしい問題集理科 中学1年 新装版

まとめ

今回、アウトプットの鍛え方を勉強しました

  • 問題集を解いてMMMを作成
  • 解答解説を読んでも分からない人はインプットしなおす
  • 時間がない人は時短MMM
  • 長期休みは完全版を作る
  • MMMは定期テストと受験勉強どちらにも使える

この第4回までで、毎日の勉強はOKです!

まずはこの4回の勉強法をしっかりやってください!

おさらいすると、

毎日やること

・教科書をサラッと読み(予習)

・授業メモ(授業中)

・ふせんを張る(復習)

・重要単語を覚える(反復トレーニング)

週末にやること

・問題集を解く

・MMM作成

ここまでを頑張ると、テスト前の勉強はびっくりするくらい楽になります

全力でやりきってください!!

第6回からは定期テストによりフォーカスして、勉強していきます!お楽しみに!

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