「勉強しない小学生のやる気を引き出す親の関わり方」教えます

おかん

小学生の息子が全く勉強しません!どう接すれば勉強するようになるのか教えてください!

こんな悩みを抱えている保護者さんは多いですよね

この記事を読めば
  • お子さんが勉強をしない理由がわかる
  • お子さんのやる気を引き出す接し方がわかる

家に帰ってもすぐに宿題をしない、自主勉強なんてもってのほか

友だちと外で遊んで、帰ってきてゲームする

ご飯食べてまたすぐゲームする

こんな小学生多いです

何度注意しても直らないので、保護者さんも悩んでいるんじゃないでしょうか?

そんな保護者さんに現役塾長のぼくからアドバイスをしたいと思います

この記事が少しでもお役に立てればと思って書きましたので、ぜひ読んでいってください!

小学生のお子さんが勉強しない理由

小学生が勉強したくないのは当たり前のことです

親御さんの子ども時代を思い出してください

ほとんどの人が勉強嫌いだったのではないでしょうか?

でもこの勉強嫌いは何が原因なのかわかりますか?

答えは「宿題」です

勉強嫌いを加速させる日本の教育

日本の小学校では必ずといっていいほど「宿題」がでます

内容は「漢字の反復練習」「計算の反復練習」「国語の教科書の音読」などです

これって端的にいうと単純作業なんですよね

毎日単純作業を繰り返さないといけないのは大人であっても苦痛に感じるはずです

例えば、「毎日1時間おりがみでツルを折りなさい」と言われて喜んでやる人はほとんどいません。地獄ですよね?

こどもたちにとって「宿題」はそんなレベルのものです

その「宿題」を強いているのが日本の教育というわけです

それでも宿題はなくならない

宿題が子どもたちにとってどれだけ苦痛かがわかったと思います

でも、毎日宿題は出されるわけです

宿題を出さない学校も全国に数校ありますが、あなたのお子さんの学校は宿題ありますよね?

結局のところ、子どもは毎日のように宿題をしなければならないんです

やりたくないものをやるというのは子どもの意志だけでどうにもならないことがあります

だから親の関わり方が重要だというお話です

やりたくないもの(宿題)を毎日の習慣にするためにはこれからお話しする関わり方が重要です

しっかり頭に入れてお子さんとの時間を過ごしてみてください!

勉強しない小学生のやる気を引き出す「親の関わり方」

それでは実際の関わり方について話していきます

全部で3つだけなのでさっと読めると思います

①ハードルを極限まで下げる

子どもたちにとって一番むずかしいのが「家庭学習」です

家庭内にはゲーム・マンガ・テレビなどたくさんの誘惑があり、これを我慢しながら勉強に集中するのは至難の業です

まったく勉強しないお子さんに「家に帰ってきたら1時間は机に座って勉強しよう」みたいなルールを提案したことってありませんか?

たぶん、いや絶対にできません笑

はじめは5分でいいんです

その日の宿題が終わらなくて、次の日学校で先生に怒られたとしてもです

スタートしてから軌道に乗るまでのハードルはとにかく低く小刻みにしてください

5分が続くようになって来れば10分、20分、30分と徐々に増やしていくのがコツです

ある程度強制されながらも何かを続けてもらい、もうできない状態には戻りたくないと言うレベルまでできる感覚が積み重なって初めてもっとできるようになりたいと言う自主性が生まれます

無理なく、徐々に、自分の力だけで勉強するようにもっていければ、子どもも親もストレスがなくなります

②結果ではなく過程(行動)をほめる

親の言動が勉強嫌いの子がやる気をなくさせている場合があります

多くは子どもに結果を求めてしまうことが原因です

例えば

宿題が終わらなくて、怒ってしまう

テストの点数が悪くて、ため息をついてしまう

こんなことしていませんか?

これは子どもの自信とやる気を失わせるNG行動です

また、テストの点数が良かった時だけほめるのもダメですね

大人は結果を求められがちですが、子どもに焦って結果を求めるとうまくできずやる気がなくなります

では何をすればいいかというと

結果ではなく「プロセス(行動)」に気づいてほめてあげましょう

テストは点数自体に価値はありません

子どもにとって大切なのは結果を出すまでのプロセスです

テストで点数が低くても

点数を取るためにやっているすべての行動をほめてあげましょう

「宿題を頑張っている」「ノートをきれいに書いている」

小さなことでもプロセスをほめられると子どもは驚くほどやる気が出ます

相手の小さな変化に気がついて、それを相手に伝えていくだけでもいいのです

③全力で応援する

子どものやる気を引き出す最後のポイントは

親が子どもを全力で応援することです

そんなの当たり前だろうと思うかもしれませんが、出来ていない親御さんが多いように感じています

「なんで宿題やらないの」「なんでこんなにテストの点数低いの」と思いながらお子さんと接していませんか?

子どもの観察眼をなめてはいけません

親にがっかりされていると子どもは気づいてしまいます

宿題をしなかったり、テストで点が取れない子は

「どうせ自分にはできない」と思っています

親や教師の態度からもそれを感じ取ってしまっています

子どものやる気を引き出すには親が「この子なら絶対伸びる」と心から信じて応援や声掛けをすることが非常に重要なんです

子どもは親の心からの信頼を感じ取ります

そしてそこで「頑張ろう」と思えるのです

 

まとめ

ここまで「勉強しない小学生のやる気を引き出す親の関わり方」のお話をしてきました

まとめると

  • ハードルを極限まで下げる
  • 結果ではなく過程をほめる
  • 全力で応援する

ゴールまでの過程を少しずつ進んでいる子どもたち

その1歩1歩に気づいて全力でほめてあげてください!

心から相手を信じながら。

そうすることで子どものやる気はどんどん上がっていきます!

ぜひ試してみてください!

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